タイ古式マッサージともみほぐしは、どちらもリラックスや疲れの解消に効果的ですが、そのアプローチには大きな違いがあります。

主な違いを5つにまとめました。

  • 施術の手法(押すか、伸ばすか)     もみほぐしは主に指や手のひらを使って筋肉を「押す・揉む」のが中心です。対してタイ古式は「押す」ことに加え、自分一人ではできないレベルまで体を伸ばす「ストレッチ」の要素が非常に強いのが特徴です。
  • アプローチする部位(点か、線か)     もみほぐしは肩や腰など「凝っている箇所」をピンポイントで刺激します。タイ古式は「セン」と呼ばれる全身のエネルギーラインを整えるという考え方に基づき、足先から頭まで全身を網羅的に施術します。
  • 施術のリズムとスピード      もみほぐしは比較的テンポよく筋肉を動かしていきますが、タイ古式は「呼吸に合わせたゆったりとしたリズム」で行われます。これにより自律神経が整い、深いリラックス状態(半覚半睡)に導かれやすいと言われています。
  • セラピストの体の使い方      もみほぐしは主にセラピストの手や指を使います。タイ古式は「二人で行うヨガ」とも呼ばれ、セラピストが自分の肘、膝、足、さらには体重をフルに活用して、ダイナミックに施術を行います。
  • 期待できる効果の範囲      もみほぐしは筋肉の緊張緩和や血行促進が主目的です。タイ古式はそれに加え、ストレッチによる「関節の可動域の拡大」や「姿勢の改善」など、より根本的な体質のメンテナンスに向いています。

今の体調(特定の場所がピンポイントで痛い、あるいは全身がだる重いなど)に合わせて選ぶのがおすすめです。